代々木にて:国別対抗戦2012初日
当初は行く予定のなかった国別対抗戦ですが、久しぶりに試合を会場で見たかったこと(SOIがいまいちだったこともあり)、顔ぶれが意外とゴージャスだったこと、南側の1階席が数日前にも関わらず普通に確保できたことから、ふらりと行ってまいりました。
特に見たかったのは、
アイスダンスのTOP2、メリル&チャーリー、テッサ&スコット、見られることを楽しんでいるエレーナ&ニキータ、MyWordlをつくりあげるナタリー&ファビアン。
世界選手権で復活したジュベールに、高橋君、今季力を出せなかった小塚君、アモディオの軸の細いジャンプ、リッポンとアボットのアメリカパワー。チャンの現役最高峰といわれるスケーティング。
全米女王に輝いてから自信をつけたワグナー、コストナーのスケーティング、佳菜子ちゃんのスピード、あっこちゃんのSP、ソトニコワの滑り。
■アイスダンス
会場に駆け込んだ頃には、エレーナたちの終わりかけ。でも、ナタリー達に間に合いました。
日本では、ほとんど放送がないのはわかっていても、ワールドでは、メリル達はおろか、開催国のナタリー達も見られなくてがっかりを通り越して呆れました。
アイスダンスとペアは、6分間練習の足慣らしを見ているだけでも気持ちがいい。エッジのきわを巧みに使った滑り、氷を押す音、スピード。それだけでも、なんだかいいものを見た気分になります。
TOP3は、シンクロ度合いについてはもはや言うことなし。
プリンスアイスワールド以来のナタリーたち。アイスショーでも試合でも、どこまでも独創的で自分スタイルを貫くところが、やっぱり個性際立ちますし、魅力的でした。チームズエワに立ち向かえる、数少ない実力者達です。彼らのような存在がいないと、競技として偏ってしまうと思いますので、貴重ですね。
テッサ達は、ちょっと動きが重たかったので、やっぱり2位。
テッサを見て思ったことは、「魅せる」ことが上手い。ズエワ女史の振付は体力がなければこなせないダイナミックな動きが非常に多い(時に、アクロバティックが過剰で下品に思うこともあります)ですが、体や腕を大きく使った動き、何より決めが上手いので、しまるしプログラムにメリハリがつきます。
大柄なテッサに対して、きゃしゃなメリル(しゃべるとさらにかわいらしい)。線が細い分、やや損をしている感はありますが、それでもやっぱり激しいズエワ振付を踊りこなすところはさすが。今日一番スケートが滑っていたのは彼らでしたね。
今日一番の目的、テッサとメリルの違いを試合で確かめてみること、に関しては、
もちろん両者とも技術は世界のトップ。
自分の魅力を前面に押し出すことに長けているテッサ。明らかに彼女が主役。
振付を自分のものにして、二人でさらに世界を広げることができるメリル&チャーリー。
個人的には、後者の方が好感度が高かったです。
■男子
「見に行ってよかった!」男子の感想はストレートにその一言です。
ジュベールでスタオベ、高橋君でスタオベ。
高橋君の94点、ワールドレコードでしたか。これは明らかに100点時代がすぐそこにきていることの証ですね。
もう、上手いとかそういうものではありませんでした。
試合を見ていることを忘れるくらいの没入感
を味わわせてもらいました。
「上手くいくかどうか」なんて考える隙を与えずに、自分の世界と空気をつくりあげてしまう。試合であることを忘れてしまう、そんな濃い時間でした。
体から音が出ているような演技は、教えられるものではないんですよね。天性のもの。
音感だけは、あとから養うことはできません。音に合っている、のではなくて彼が音を引っ張って紡ぎだす、そんな空間でした。つまり気味のジャンプが、着氷後にもっとのびるようになれば、チャンのGOEに並ぶことでしょう。
音を引き寄せて形にできる能力は、チャンにはない、高橋君だけの武器ですから。
彼に滑れない曲無し。コリオグラファーが求めるスケーターです。
彼の後で滑りにくかろうチャンですが、ここでつぶれるようでは本物ではない。
と思ったら、なんとも簡単に4回転を決めました。
スケーティングスキルは、やっぱり別格です。
4回転ですら、ほとんど漕がずに、数回の滑りでトップスピードにもっていてそのままの速さで教科書どおりに飛んでしまう。
彼のすべりは6分間から、違っていました。「最小限の力で最速の滑り」そんなスケーティングでした。
3Aが抜けたので、もうちょっと点は抑え目かと思いきや、大ちゃんに迫る勢い。
ただし・・・3Aが抜けてもあの点差。これが成功してていたら、限りなく100点に近かったことでしょう。
GOEとPCSの不可解さは健在です。
久しぶりの小塚君。エレガントなスケートが久々見られて嬉しかったです。今年は苦い結果でしたが、十分な実績があるので、次のシーズンで切り替わった姿を見せて欲しいです。
初めてアモディオ君を見たのは数年前のSOI。軸の細さと回転の速さに驚いたものですが、4Sチャレンジしてきました。
今年は個性をベースにモチベーションをあげる作戦だったわけですが、来シーズンで違った彼を見せてくれることに期待。
ジュベール、やっぱり氷にのった瞬間から存在感が違います。
間違いなくスター選手の一人なので、まだまだ滑っていて欲しい。
ただ一人4-3を決めたのに、PCSがやはり伸びませんね。スコアを後から見ましたが、TRで6点台をつけているジャッジはどうかと思いますよ。間違いなく、観客を惹きこむ演技でした。今のルールと採点傾向から犠牲になりがちで気の毒。
アボットは、とにかく復活できてよかった。本人が納得できる滑りができたことが一番の収穫。
リッポン君はスケートが柔らかくていいですね。リッポンルッツ、見ていて華やかです。一つでもこうした特徴があることが強みですね。
■女子
カナダの二人、ファヌフもラコステも、滑りが思ったよりガリガリでした。カナダの選手は、ジャンプはバネがあるんですけれど・・・。どちらもなかなか100%の演技には至らないですね。このままではカナダの将来が危惧されます。まだフランスのほうが安心。イリサの特長的な黒鳥のポージングが、印象的でした。
マルケイの演技は初めて見ました。
今日はとてものっていて、よく踊れていました。アイスダンスのあとだとどうしても比べてしまいますが、負けないくらいエネルギッシュな動きで、気持ちよかったです。
インタビューなどを聞く限り、心優しそうなソトニコワ。急激に背が伸びて苦しんだシーズンだったことでしょう。ジャンプを飛んでも手足の処理にまだ迷いのようなものを感じますが、十分な高さは見ごたえがあります。
ボレロ、なんとも滑りにくそうで編曲もしにくい難しい曲なわけですが、それでも形になってるのは15歳の類まれなる才能ゆえ。力強さを表す衣装といいい、曲といい、コーチのプロデュース戦略が垣間見えます。
今季3-3をものにしたレオノワ。3-3の入りのスピードが爽快です。残念ながら今回は勢いをコントロールできていませんでしたが、これが決まればジャッジが点を出したくなるのもうなずけます。
マイムだらけのモロゾフプロはうんざりですが、アモディオもレオノワも、彼のおかげで自信を取り戻せたのは良かった。
6分間で3-3を2回決めていた佳菜子ちゃん。
ジャンプの入りの前かがみと、かっくり折れるレッグの処理がなんとかなれば、もっと点が伸びるでしょうけれど、勢いある3-3は見ごたえ十分。ジャッジの前でも物怖じせずに体現できる力がつきましたね。
あっこちゃんのSPはあたりプロですね。これが見たかった。
そして、シックな衣装も素敵です。
3-3、3lzが決まると、もう後はお客さんと一緒に曲にのるだけ。観客を味方につける曲、プログラムとはこういうのを指すんだなと実感。あっこちゃんがどんどんのってくるのが、席にいて伝わってきて、こっちまで楽しい気持ちになりました。
こんなに自由に滑ることができて、あっこちゃんも気持ちよかったと思います!
モデルもこなす身長とスタイルのコストナー、氷のタッチがとってもソフトなんですよね。伸びる滑りばかり注目されますが、体重を感じさせない氷のとらえかた、品のよさが素敵だなと思いました。あっこちゃんとは打って変わって、大人の世界にぎゅっと引っ張り込みました。
3-3も無駄な力をいっさい使わず、ふっと降りてくる、そんなジャンプが素敵でしたね。
■初日の感想
1日3競技、世界トップクラスの演技を堪能できました。
代々木は駅からのアクセスはいいのですが、女子トイレについては改善が見られませんねぇ・・・。
試合はアイスショー以上に会場を冷やすので、30分の休憩でもTDLなみのぐるぐる長蛇の列。
喫煙スペースに仮説トイレを置くとか、いくらでもやり方はあると思います。
最後尾を案内するお兄さんも一人だけだし。
招待席だと、何から何までお話にならないくらい別格なんですけどね。
この差はどうなんだろうと思ってしまいます。
あとは、客席からひとこと。
スケート好きな方が増えるのは将来のためにもとてもいいことだと思うのです。
が、応援の度が過ぎて、わずらわしく感じる方がちらほらいたことも事実です。
選手がポジションについても、いつまでも大声援。いつまでも拍手(かしわで)のような耳障りな拍手。
滑り終えていないのに、個人的な実況を声高にしてくださる。
「○○の試合では××だったけど、今日は▼▼かな」「やっぱり○○選手は■■だからダメだよね」など。
挙句の果てに、休憩時間に知らないグループさんの「サインをもらった」自慢話を耳にすると、
「○○選手と写真を撮ってもらった」だの自慢合戦が始まる始末。
好きなのはお互い様ですが、ちょっとうんざりしました。
せめて試合中は我慢しましょう。マナーとして。
そういえばチンクワンタも来ていましたね。さすがにコストナーの時はちゃんと見ていましたが。
男子はフィンランドのUimonen女子がTechnical Specialist、女子はAssistantで入っていましたね。彼女は回転不足に厳しい印象があるせいか、前半女子はジャンプが一つ抜けると50点もギリというなかなか辛口な結果で、会場もザワザワしていました。このあたりはテレビでは伝わらない部分です。
そのかわり、実績がある選手で、ミスがなければ点が伸びるという、現在の採点方式の妙が数字にも表れているなと思いました。
ジャッジで入っていた城田女史のコラムも後日楽しみに拝見したいと思います。
やっぱり、現地の試合観戦は面白い。
テレビは、選手を中心にとらえて追いかけるので、スピードの違いがわかりにくいし、氷で反射して衣装の色具合もわかりにくい、解説の音声がメインになるよう音調節をするので、会場の盛り上がり具合がなかなかわからない、選手の存在感の違いや音の使い方の上手い下手は、会場でなければわかりません。
音と演技がばらばらだと、こちらも集中力が薄れますし、そつなくこなしている選手は時間が遅く感じたり、リンクがやたらと広く感じます。
ぼやいてしまいましたが、明日以降はテレビごしに応援したいと思います。
日本の黄金期。やっぱり試合は楽しいです。
特に見たかったのは、
アイスダンスのTOP2、メリル&チャーリー、テッサ&スコット、見られることを楽しんでいるエレーナ&ニキータ、MyWordlをつくりあげるナタリー&ファビアン。
世界選手権で復活したジュベールに、高橋君、今季力を出せなかった小塚君、アモディオの軸の細いジャンプ、リッポンとアボットのアメリカパワー。チャンの現役最高峰といわれるスケーティング。
全米女王に輝いてから自信をつけたワグナー、コストナーのスケーティング、佳菜子ちゃんのスピード、あっこちゃんのSP、ソトニコワの滑り。
■アイスダンス
会場に駆け込んだ頃には、エレーナたちの終わりかけ。でも、ナタリー達に間に合いました。
日本では、ほとんど放送がないのはわかっていても、ワールドでは、メリル達はおろか、開催国のナタリー達も見られなくてがっかりを通り越して呆れました。
アイスダンスとペアは、6分間練習の足慣らしを見ているだけでも気持ちがいい。エッジのきわを巧みに使った滑り、氷を押す音、スピード。それだけでも、なんだかいいものを見た気分になります。
TOP3は、シンクロ度合いについてはもはや言うことなし。
プリンスアイスワールド以来のナタリーたち。アイスショーでも試合でも、どこまでも独創的で自分スタイルを貫くところが、やっぱり個性際立ちますし、魅力的でした。チームズエワに立ち向かえる、数少ない実力者達です。彼らのような存在がいないと、競技として偏ってしまうと思いますので、貴重ですね。
テッサ達は、ちょっと動きが重たかったので、やっぱり2位。
テッサを見て思ったことは、「魅せる」ことが上手い。ズエワ女史の振付は体力がなければこなせないダイナミックな動きが非常に多い(時に、アクロバティックが過剰で下品に思うこともあります)ですが、体や腕を大きく使った動き、何より決めが上手いので、しまるしプログラムにメリハリがつきます。
大柄なテッサに対して、きゃしゃなメリル(しゃべるとさらにかわいらしい)。線が細い分、やや損をしている感はありますが、それでもやっぱり激しいズエワ振付を踊りこなすところはさすが。今日一番スケートが滑っていたのは彼らでしたね。
今日一番の目的、テッサとメリルの違いを試合で確かめてみること、に関しては、
もちろん両者とも技術は世界のトップ。
自分の魅力を前面に押し出すことに長けているテッサ。明らかに彼女が主役。
振付を自分のものにして、二人でさらに世界を広げることができるメリル&チャーリー。
個人的には、後者の方が好感度が高かったです。
■男子
「見に行ってよかった!」男子の感想はストレートにその一言です。
ジュベールでスタオベ、高橋君でスタオベ。
高橋君の94点、ワールドレコードでしたか。これは明らかに100点時代がすぐそこにきていることの証ですね。
もう、上手いとかそういうものではありませんでした。
試合を見ていることを忘れるくらいの没入感
を味わわせてもらいました。
「上手くいくかどうか」なんて考える隙を与えずに、自分の世界と空気をつくりあげてしまう。試合であることを忘れてしまう、そんな濃い時間でした。
体から音が出ているような演技は、教えられるものではないんですよね。天性のもの。
音感だけは、あとから養うことはできません。音に合っている、のではなくて彼が音を引っ張って紡ぎだす、そんな空間でした。つまり気味のジャンプが、着氷後にもっとのびるようになれば、チャンのGOEに並ぶことでしょう。
音を引き寄せて形にできる能力は、チャンにはない、高橋君だけの武器ですから。
彼に滑れない曲無し。コリオグラファーが求めるスケーターです。
彼の後で滑りにくかろうチャンですが、ここでつぶれるようでは本物ではない。
と思ったら、なんとも簡単に4回転を決めました。
スケーティングスキルは、やっぱり別格です。
4回転ですら、ほとんど漕がずに、数回の滑りでトップスピードにもっていてそのままの速さで教科書どおりに飛んでしまう。
彼のすべりは6分間から、違っていました。「最小限の力で最速の滑り」そんなスケーティングでした。
3Aが抜けたので、もうちょっと点は抑え目かと思いきや、大ちゃんに迫る勢い。
ただし・・・3Aが抜けてもあの点差。これが成功してていたら、限りなく100点に近かったことでしょう。
GOEとPCSの不可解さは健在です。
久しぶりの小塚君。エレガントなスケートが久々見られて嬉しかったです。今年は苦い結果でしたが、十分な実績があるので、次のシーズンで切り替わった姿を見せて欲しいです。
初めてアモディオ君を見たのは数年前のSOI。軸の細さと回転の速さに驚いたものですが、4Sチャレンジしてきました。
今年は個性をベースにモチベーションをあげる作戦だったわけですが、来シーズンで違った彼を見せてくれることに期待。
ジュベール、やっぱり氷にのった瞬間から存在感が違います。
間違いなくスター選手の一人なので、まだまだ滑っていて欲しい。
ただ一人4-3を決めたのに、PCSがやはり伸びませんね。スコアを後から見ましたが、TRで6点台をつけているジャッジはどうかと思いますよ。間違いなく、観客を惹きこむ演技でした。今のルールと採点傾向から犠牲になりがちで気の毒。
アボットは、とにかく復活できてよかった。本人が納得できる滑りができたことが一番の収穫。
リッポン君はスケートが柔らかくていいですね。リッポンルッツ、見ていて華やかです。一つでもこうした特徴があることが強みですね。
■女子
カナダの二人、ファヌフもラコステも、滑りが思ったよりガリガリでした。カナダの選手は、ジャンプはバネがあるんですけれど・・・。どちらもなかなか100%の演技には至らないですね。このままではカナダの将来が危惧されます。まだフランスのほうが安心。イリサの特長的な黒鳥のポージングが、印象的でした。
マルケイの演技は初めて見ました。
今日はとてものっていて、よく踊れていました。アイスダンスのあとだとどうしても比べてしまいますが、負けないくらいエネルギッシュな動きで、気持ちよかったです。
インタビューなどを聞く限り、心優しそうなソトニコワ。急激に背が伸びて苦しんだシーズンだったことでしょう。ジャンプを飛んでも手足の処理にまだ迷いのようなものを感じますが、十分な高さは見ごたえがあります。
ボレロ、なんとも滑りにくそうで編曲もしにくい難しい曲なわけですが、それでも形になってるのは15歳の類まれなる才能ゆえ。力強さを表す衣装といいい、曲といい、コーチのプロデュース戦略が垣間見えます。
今季3-3をものにしたレオノワ。3-3の入りのスピードが爽快です。残念ながら今回は勢いをコントロールできていませんでしたが、これが決まればジャッジが点を出したくなるのもうなずけます。
マイムだらけのモロゾフプロはうんざりですが、アモディオもレオノワも、彼のおかげで自信を取り戻せたのは良かった。
6分間で3-3を2回決めていた佳菜子ちゃん。
ジャンプの入りの前かがみと、かっくり折れるレッグの処理がなんとかなれば、もっと点が伸びるでしょうけれど、勢いある3-3は見ごたえ十分。ジャッジの前でも物怖じせずに体現できる力がつきましたね。
あっこちゃんのSPはあたりプロですね。これが見たかった。
そして、シックな衣装も素敵です。
3-3、3lzが決まると、もう後はお客さんと一緒に曲にのるだけ。観客を味方につける曲、プログラムとはこういうのを指すんだなと実感。あっこちゃんがどんどんのってくるのが、席にいて伝わってきて、こっちまで楽しい気持ちになりました。
こんなに自由に滑ることができて、あっこちゃんも気持ちよかったと思います!
モデルもこなす身長とスタイルのコストナー、氷のタッチがとってもソフトなんですよね。伸びる滑りばかり注目されますが、体重を感じさせない氷のとらえかた、品のよさが素敵だなと思いました。あっこちゃんとは打って変わって、大人の世界にぎゅっと引っ張り込みました。
3-3も無駄な力をいっさい使わず、ふっと降りてくる、そんなジャンプが素敵でしたね。
■初日の感想
1日3競技、世界トップクラスの演技を堪能できました。
代々木は駅からのアクセスはいいのですが、女子トイレについては改善が見られませんねぇ・・・。
試合はアイスショー以上に会場を冷やすので、30分の休憩でもTDLなみのぐるぐる長蛇の列。
喫煙スペースに仮説トイレを置くとか、いくらでもやり方はあると思います。
最後尾を案内するお兄さんも一人だけだし。
招待席だと、何から何までお話にならないくらい別格なんですけどね。
この差はどうなんだろうと思ってしまいます。
あとは、客席からひとこと。
スケート好きな方が増えるのは将来のためにもとてもいいことだと思うのです。
が、応援の度が過ぎて、わずらわしく感じる方がちらほらいたことも事実です。
選手がポジションについても、いつまでも大声援。いつまでも拍手(かしわで)のような耳障りな拍手。
滑り終えていないのに、個人的な実況を声高にしてくださる。
「○○の試合では××だったけど、今日は▼▼かな」「やっぱり○○選手は■■だからダメだよね」など。
挙句の果てに、休憩時間に知らないグループさんの「サインをもらった」自慢話を耳にすると、
「○○選手と写真を撮ってもらった」だの自慢合戦が始まる始末。
好きなのはお互い様ですが、ちょっとうんざりしました。
せめて試合中は我慢しましょう。マナーとして。
そういえばチンクワンタも来ていましたね。さすがにコストナーの時はちゃんと見ていましたが。
男子はフィンランドのUimonen女子がTechnical Specialist、女子はAssistantで入っていましたね。彼女は回転不足に厳しい印象があるせいか、前半女子はジャンプが一つ抜けると50点もギリというなかなか辛口な結果で、会場もザワザワしていました。このあたりはテレビでは伝わらない部分です。
そのかわり、実績がある選手で、ミスがなければ点が伸びるという、現在の採点方式の妙が数字にも表れているなと思いました。
ジャッジで入っていた城田女史のコラムも後日楽しみに拝見したいと思います。
やっぱり、現地の試合観戦は面白い。
テレビは、選手を中心にとらえて追いかけるので、スピードの違いがわかりにくいし、氷で反射して衣装の色具合もわかりにくい、解説の音声がメインになるよう音調節をするので、会場の盛り上がり具合がなかなかわからない、選手の存在感の違いや音の使い方の上手い下手は、会場でなければわかりません。
音と演技がばらばらだと、こちらも集中力が薄れますし、そつなくこなしている選手は時間が遅く感じたり、リンクがやたらと広く感じます。
ぼやいてしまいましたが、明日以降はテレビごしに応援したいと思います。
日本の黄金期。やっぱり試合は楽しいです。





